DONZOKO

秘境へようこそ

ジーンズの話。

3年前の冬、岡山でジーンズを買いました。

岡山の児島といえばジーンズの街として有名ですよね。

当時大学1年生の私は、良いジーンズを求めて神戸から各駅停車で児島へ。

片道5時間くらいでしたでしょうか。

「駅を降りれば、きっと大小様々なジーンズショップがひしめく素敵な空間なんだろうなあ」と、思いを馳せていました。

実際の児島は閑散としていて、冬特有の鉛色の重たそうな雲と相まって、ゴーストタウンそのもの、といった印象でした。

 

まあなんやかんやでジーンズを購入。

18オンスだったかな。

オンスってのは生地の厚さだか重さだかの単位のことです。

ユニクロのデニムが確か10オンスくらいだったと思います。

18オンスとなると生地がかなり硬く、履くのに結構苦労しました。

 

ジーンズと切っても切り離せないのが‘色落ち‘です。

ジーンズ好きな人ってのは、大概いかに格好良く色落ちさせるか色々策を巡らせています。

サイズとか履き方とか洗濯方法だとか。

私は最近はこだわってないですが、以前は色々調べて試してみたりしていました。

男というのはこういうしょうもないことに拘りがちですね。

 

そんでこの岡山で買ったジーンズ

 

ぜーんぜん色が落ちねえ。

あんまり早く色落ちしてしまうのも考え物ですが、全く落ちないというのも、成果が目に見えなくて気落ちするものです。

成果というのもおかしな話ですが、たかがジーンズの色を落とす行為にやりがい、下手すりゃ生き甲斐を感じる変態もこの世には一定数いるんですね。

 

3万円近くしたデニムもだんだん履かなくなってきました。

だって履いても履いても色落ちねーんだもの。

 

ブランドのコンセプトも履かなくなった理由のひとつでした。

もっとも、買った当初はそのコンセプトに共感してはいたのですが。

コンセプトというのがだいたいこんな感じです。↓

 

我々は、服ありきの服ではなく、人ありきの服を作りたい。

まず着る人がいて、それからその先を考えたい。

みたいな。

 

買ったばかりの私は「オ~ ナンテ クラフトマンシップ ニ アフレル コンセプト ナンダ」てな具合でした。

男というのはこういうしょうもな(ry

しかし、進行しない色落ちと同時にジーンズへの愛着が薄れ、俄かにこのコンセプトへの疑問が生まれました。

 

というのも、硬い生地&浅い股下のせいで履いてると痛いんですよ

 

きん〇まが。

 

 

まずそこにいる人の睾丸を傷付けるのがあなた方の信念なのかと。

そこから先の私の睾丸についてどう考えていくのかと。

 

「この人ちゃんとワタシのこと考えてくれてるのかしら・・・?」 

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という感じで、付き合って6年目29歳の彼女みたいなことを言い出しました。

コンセプトと相反する実状が急激な冷めをもらたしました。

 

値段が値段だったので、そのまま箪笥の肥やしにするのも忍びなく

カミソリで強制的に生地を削って色落ちさせようとしたんですが、

加減が分からずやりすぎ、出来損ないのケミカルウォッシュみたいになって完全に履くことが出来ない状態に。

 

中学生のときに作った、ウェザリング塗装(わざと傷とか汚れがついたように塗装してリアルに見せる手法です)をやりすぎ、肥溜めに落ちたような外観になったガンダムmk-Ⅱのプラモデルがフラッシュバック。

 

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以来、ジーンズはもっと気軽に楽しむように心がけています。