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秘境へようこそ

J.M.Westonのダブルモンク(237)を購入

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ウェストンのダブルモンク(J.M.Weston 237)を買った。ウェストンのダブルモンクは腐番になったものも含めて何種類かあるようだが、今回買ったのは現行品の237というモデル。比較的新しいモデルだ。なお、今回の写真は夕方近くになって、若干暗い中で撮ったせいか、色味が安定していないので、ご了承いただきたい。前置きが長いので、写真だけ見たいという方はガンガンスクロールして欲しい。気が向いたら、もう一回読みに来てね(健気さのアピール)

 

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ダブルモンクの靴は何年か前から欲しいなと思っていた。ウォーカー&ガンのダブルモンクを見てからというもの(とは言ってもネット上でだが)、ダブルモンクストラップという意匠がやたらと格好良く思えて、3ヵ月に一回くらいの頻度で「ダブルモンク」という文字が脳裏に突如浮かんでくるという、呪詛をかけられたような状態に陥った。そうはいってもダブルモンクであれば何でもいい、という訳でもなくて、中々気に入ったデザインのものがなかった。前述のウォーカー&ガンのものはとても格好良かったのだが、東京でしか見ることが出来ない。関西にもあるのかもしれないが、探し当てることはできなかった。靴を買うにあたって、試着は非常に重要であるから、通販で靴を買う気にはならないし、わざわざ靴を買いに東京に行くのも馬鹿らしかった。定期的に「ウゥ、ダブルモンクダブルモンク...」とぼそぼそ言いながらグーグルで「ダブルモンク おすすめ」というキーワードで一日15回くらい検索している方がよっぽどが馬鹿らしい、もとい病的だと言われると、それはそうかと言うしかないのだけれど。

 

そうして独りぼっちでダブルモンク情報戦争を繰り広げていたとき、チーニーの新作情報が飛び込んできた。インペリアルコレクションだったかな? その中にダブルモンクも含まれていて、非常にシンプル&クリーンなデザインで、候補の少なさのせいで燃料切れになりそうになっていたダブルモンクへの物欲が一気に沸き立ったのを覚えている。今回紹介するのがウェストンであることから、結局チーニーを買わなかったことはお分かりいただけると思う。というのも、めちゃくちゃ欲しくはあったのだが、値段は決して安くないし(9万円くらい)、新作ということで出た当時はかなりの人気があり、品薄状態になっていたのだ。「こちらかなりの人気商品です、さあさあ、あんたさんも足だけでも入れていきなせえ」という店員の売り文句にもなんだか抵抗を覚え、値段と品薄なのをいいことに、どうせ買えないのだと正当化して買わないでいた。(しかしインペリアルシリーズはやっぱり魅力的なラインではあるので、ダブルモンクは手に入れてしまったし黒ストチでも買い足そうかなとか思っている)

 

今年の6月、ダブルモンク欲も落ち着いた頃、物欲というよりは必要性に駆られて仕事用のストレートチップを買いに出かけた。

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その時に買ったのはウェストンでもチーニーでもなく、このシェットランドフォックス。こちらもいつか紹介できれば、と思う。阪急メンズ館で購入したのだが、そこで今回買ったウェストンのダブルモンクと初めて出会った。元々ウェストンは180と310を所有していたのだが、それらを買ったときにはダブルモンクを店頭で見かけたことは無かったので、「へえダブルモンクなんて出したのか」と気になって見てみると、これが実に格好良かった。個人的にはキャップトゥのデザインにはうるさいというか、守備範囲が狭いため、多くの場合でキャップトゥになっているダブルモンクについても同じことが言える。クロケのオードリーとか、苦手。ウェストンのキャップトゥはセミスクエアになっていて、程よく遊びがきいていて個人的に好み。デザインも気に入ったし、何よりウェストンは大阪に直営店があるので、試着ができるのが大きい。急に欲しい靴が出来た訳であった。

 

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ウェストンはこれで3足目だが、綺麗な靴を作るメーカーだと思う。個人的にはシンプルかつ格好良い靴を作る数少ないメーカーだと認識している。ストレートチップに顕著だと思うのだが、シンプルな靴は、ミドルクラスの商品だと「ん~、なんでそのデザイン?」と言いたくなるような、妙なヒネりがきいていることがよくある。安いものだと逆にヒネりが無さすぎて如何にも安っぽかったり。シンプルな中に適度なスパイスをきかせるのは非常に難しいことなのかもしれない。それが素材の質に起因するものなのか、ブランドの持つセンス故なのかどうかは分からない。

 

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ストラップもキャップ部分と同じく、丸過ぎず角ばり過ぎず。ベルト部分は負担が大きいだろうし、こまめに手入れをしていきたい。

 

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ダブルモンクはデザインの関係上、使う革のパーツが大きくなりやすいため、ボックスカーフの表情を堪能しやすいのも嬉しい所。

 

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目の詰まった堅い革。デリケートクリームでプレメンテした。ドレス寄りの靴の場合、あまりに豪快にシワが入ってしまうのもどうかと思うので、しっかりシューツリーを入れることも重要。

 

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次回はそのシューツリーについて書きたいと思っている。それでは、ごきげんよう。