DONZOKO

秘境へようこそ

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車に興味を持ったのは、中学1年生のころだから、今から11年前のことだ。実家の車にガタがきて、買い替えようということで両親が買ってきた車雑誌を眺めていたら、いつの間にか車の名前と外観が一致するようになった。街を走る車を見ながら「あれは〇〇、あれは××」と名前を当てはめていくのが楽しかった。

 

スーパーカーというカテゴリを知ったのもその頃だった。ランボルギーニだのフェラーリだの、とてつもなく格好良くて速い車の存在に心を躍らせ、周りに走っていないか常に目を光らせていた。九州の片田舎にそんなものが走っていることは、まあほとんどない。少しでも車高が低く、車幅広い車を見つけると「あれはランボルギーニ!?」と早とちりを起こしていた。トヨタ・セリカをフェラーリ、マツダ・RX8をケーニグセグと間違ったりしていた。100歩譲ってフェラーリはあり得るとして、ケーニグセグは日本の田舎には絶対走っていないだろう。

 

中学生のころはスーパーカーが好きだったし、いつか乗りたいと思っていたが、そんなことは不可能だと悟ってからは、もっと実用的な車に興味が移っていった。映画『ドライヴ』の影響が大きかったと思う。銀行強盗後、逃走用に車を手配するのだが、目立たないようにということで見た目は普通だが、エンジンをいじって速くしたインパラが格好良かった。あとはトランスポーターとか。2,3のアウディより無印のBMWの方が好きだ。

 

北海道で漁師兼医者としての活動をYoutubeにアップしている人のいすゞ・ビッグホーンも格好良かった。WRCのヤリスも好きだ。ヴィッツを魔改造するとこんなことになるのかと驚いた。

 

色々車の話をしたところで、情けないことに私はマイカーを所有していない。平日は社有車を毎日運転しているが、10年以上前のモデルのオンボロパッソである。コイツがどうにも使い辛くて、日々不満を漏らしている。まず第一にミラーが手動である。駐車の際に面倒な事この上ない。うっかりミラーを開かずに発進してしまった場合、ボタンで開くことができないため、わざわざ停止してからバコバコとミラーを開かなければならない。上下の向きの調整もできず、後方を確認したいときも少し頭をもたげないとよく見えない。エンジンも実に非力で、高速の合流なんかは苦労する。50~60km/hくらいでエンジンがアヘアヘ言い出し、「バカ野郎ッ、気合入れねえかッ」と親方のようなセリフを絶叫しなければならない。旧パッソは普段あまり車を運転しない主婦層をターゲットにしているらしく、エンジンを踏み込んでも数秒は反応が鈍いことも拍車をかけている。試しに高速で80km/hから100km/hまで何秒かかるか測ってみたが、13秒かかった。比較対象として不適当極まりないことは重々承知だが、GT-Rは0-100で2.8秒である。

 

走行性能を語るような車でないことは分かっているが、たまにアクアとかに乗るとあまりの違いに唖然としてしまう。レンタカーで乗ったカローラフィールダーも実に快適だった。一番腹が立つのは、これはパッソ全体がそうだという話ではなく劣化の問題だが、梅雨明けのクソ暑くなったタイミングでクーラーが壊れたことだ。お陰で毎日死にかけている。ただでさえ昼飯を食う時間もないのに、修理工場にいく時間などもちろんない。いい加減修理しないと命が危ないことは分かってはいるのだが。

 

毎日窓は全開、ペットボトルをがぶ飲みしながら、鷲津政彦みたいな表情で運転している。

 

マイカーが欲しい。駐車場代が高い。レガシィB4に乗りたいが高い。現実的なところではライズに乗りたいがそれでもまだ高い。中古のレガシィツーリングワゴンかオーリス、イストあたりで大人しくした方が良さそうだ。どうせぶつけるし。