DONZOKO

辺境

釣らずに読む

休暇を貰った。ここのところずっと寒かったので釣りに行っていなかった。数日前に井伏鱒二の『川釣り』を読んで、釣りがしたくて仕方なくなっていた。平日ならば人も疎らだろうと思い、釣りに行くことにした。のんびりとやりたかったので、裂きイカでも餌にして、一番気軽な釣りをしようと思った。しかし仕掛けを切らしていたし、待機中の竿に装着する鈴の用意もなかったので、有給前の仕事を終えた後、釣り具屋へと向かった。マップで調べて一番近い店に行ったのだが、これがかなり渋い店で、手作りのルアーが中々リーズナブルな価格で売られていた。種類も豊富だった。しかしルアー以外の品は心許なかったので、安くなっていたリーダーだけを買って、後の仕掛けは大型店で買うことにした。

 

その道すがら、商店街を歩いていると、古本屋がいくつも目につき、3店舗目くらいで我慢ならなくなり、寄り道して入店。半地下の店で、広さもそれなりだった。『川釣り』に味を占めていた私は、開高健の『私の釣魚大全』なんかが安くで売られていないか細かいところまで見て回ったが、果たして見つからなかった。

 

その代わり、図書館で数ヶ月予約待ちになっていた水上勉の『土を喰う日々』が100円だったので、これは即買いだった。『酒談義』という題の吉田健一のエッセイに惹かれ、パラパラとめくってみると一目で好きな文体だと判ったのでこれも買った。恥ずかしながら初めて知った作家だったのだが、吉田茂の長男だそうで。

 

2点で500円。リーダーが300円だったので、その日の予算1000円をほとんど使い果たし、釣りはお預けとなった。結局、家に籠って読書という、いつもの土日と変わらない過ごし方となった。買った本は酒に精進料理と、どちらも食事に関する本だった。食について書いた本は好物である。更に「食について書いた本」についてのことを、『書物漫遊記』にて種村季弘が書いている。名文なので、気になる人は読んでみてほしい。

 

 

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我が家のあんずちゃんも食べるのが大好きである。何故かヨーグルトが好き。先日組み立てたキャットタワーがかなり気に入ったようで、今日はここでずっと寝ていた。左手は手先だけが白であとは真っ黒なので、彼女から「高校球児」とあだ名を付けられている。サウスポーだし、エースの風格。

 

最近夜にコーヒーを飲むのが億劫になって、代わりに紅茶を飲んでいたが、紅茶も昼に飲む方が美味い。というわけでこの頃は焼酎を飲んでいる。寝付きも良くなる。

 

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パケ買いした。ちゃんと美味い。クソダサマウスパッドが写り込んで恥ずかしい。

 

 

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たまには趣向を変えて音楽以外の動画。到底子供向けアニメとは思えない内容で笑える。